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祈願に来る人が多いスポット

ちんちん電車と呼ばれ、かつては多くの庶民に広く親しまれていた都電も、早稲田から三ノ輪までをつなぐ都電荒川線を残すのみとなってしまいました(2020年1月時点)。都電荒川線は荒川区から北区、さらには豊島区と新宿区とをつなぐ全長約12kmの路面電車です。そのうち、起点の三ノ輪から荒川車庫前までの約4.6kmが荒川区内を走行しています。日ごろ急行や地下鉄に乗り慣れていると、ガタンゴトンと揺られながら眺める街の景色が、とても新鮮に見えてきます。さて、そのような都電荒川線に乗車して区の北西端から入り、南東に向けて進んでいくと、終点の三ノ輪橋の一つ手前に荒川区役所前停留場があります。そこで降りて明治通りに出て少し右へ歩くと、右手側に荒川公園と区役所が見えます。今回紹介する耳無不動尊は、荒川公園と区役所から明治通りを挟んで、ちょうど向かい側にあります。明治通り沿いに建っている店の間を抜けて少し入ると三峰神社があり、その隣に並んで祀られているのが耳無不動尊です。この不動尊は許婚者を強奪された田名網光三郎の伝説に由来し、彼が夢に見た本尊不動明王からのお告げで作った安置したものです。ところが田名網光三郎は病によって耳が落ちてしまったため、その姿から耳無不動尊と呼ばれるようになりました。しかしこの不動尊は耳の病に霊験あらたかといわれていて、耳の病に苦しむ人が祈願に訪れる場所になっています。

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